フィッシングショー大阪、
スローバッグにご興味を持って頂いた来場者様とした会話が
とても記憶に残っているのでシェアします。
私『これは落水者に対してロープを投げ近くまで引き寄せてこれるアイテムです。ライフジャケットと同じように普及させたいと願い活動しています』
来『俺はライフジャケット嫌いだから着ないんや』
意志が固いような口調でおっしゃっていました。そのような想いをはっきり伝えるからには何かあるのかな?と思い聞き返させて頂きました。
私『え、そうなんですか?ライフジャケットを着ない理由は何かあるんですか?』
来『昔、磯で海に落ちたことがあんねん、その時にライフジャケットが邪魔で泳げないし磯場に這い上がる時も邪魔で死にそうになったんや。せやからもう着ないと決めたんや』
私はそれを聞いてなるほどな。素晴らしいなと感じました。この方は誰よりも落水に関してリアルに身近にとらえているんだなと。実際、泳ぐ事や這い上がる事だけにフォーカスすればライフジャケットは邪魔です。泳ぐ為に作られているPFDはあえて浮力を抑えてるものもあります。
私『その意見に同意です。そんな経験されたのですね。だれよりもリアルに落水を感じていらっしゃるんですね。』
PFD や色々安全について補足させていただきました。すると、とても納得されて笑顔になられましたのが印象的でした。スローバッグの存在はご存知なかったみたいで、チラシを5枚ほど持っていかれてご友人に広めるんだとおっしゃっていました。
安全とは考える事に意味があります。何も考えずにただライフジャケットをベルトも閉めずに着用して落水したらそれは邪魔になるしパニックにもなります。SNSや色々な所でライフジャケットを着用しましょうという流れもあります。たしかに着ていた方が安全です。みんなが着ているから人の目があるからライフジャケットを着るのではありません。なぜここで着るか、自分が落ちたらどうなるか?それは考えるべきだと感じます。一度、お風呂でライフジャケットを付けて浮いてみたり、夏の海水浴でライフジャケットを付けて泳いでみたり、安全や自然を体で感じてみてもらえたらなと思います。その意識を持てば未知の落水への恐怖は消えてくるしリアルに感じてきます。だからこそメーカーは意味のあるものを作らなければならないし、ちゃんとそこまで伝えなければならないと。
皆様が安全に釣りを楽しまれる事を願っています。
AWAKE!
〜安全の為に〜
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SRF WET (受注締め切り2/14)
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